前回、加工センター(自社工場)で店舗の負担軽減の為に、タレ類を作っている事をお伝えしました。今回はその中でも焼肉の要とも言える【揉みタレ】【つけタレ】についてお伝えします。
食樂では【揉みタレ】に5種類、【つけタレ】に3種類を使い分けています。お客様に美味しく食して頂く為、素材に一番合ったタレを使い分けしていますが、ちょっと詳しく説明いたします。・・・
【揉みタレ】
- ホルモン専用揉みタレ・・・甘さを抑えつつ、コクをしっかり感じていただけます。飽きない味付けにしているので2皿、3皿・・と、ついつい箸がすすみます。
- 精肉専用揉みタレ・・・主にカルビにマッチする様、甘さと、すっきり感が特徴のタレです。カルビの脂とタレが鉄板の上で絡み合い、更には口の中で溢れる肉汁タレ+ご飯は幸せなひとときを過ごさせてくれます。
- 素材を生かす揉みタレ・・・主に牛ホルモンに使用しています。素材の味を最大限に生かす様、薄口に仕上げております。隠し味にブラックペッパーや唐辛子等を加えスッキリした味わいの中にパンチを効かせた専用タレです。
- すっきり塩揉みタレ・・・素材の味をころさない様、余計な香辛料は使わずシンプルに【素材+塩】の王道をタレで表現しています。
- パンチの効いた塩揉みタレ・・・内臓系を塩味で食する為の専用タレです。【にんにく+ブラックペッパー】でパンチの効いた塩味を作ります。
【つけタレ】
- 本タレ(しょうゆ)
- 濃い口タレ(しょうゆ)
- 梅タレ(塩味専用)
こんな感じでオーダー時は、お肉を味付けする(揉む)際は慣れないと、頭の中は「グルングルン)^o^(」になりますが美味しく食べていただく為には必要な工程と考えます。
正直、ここまでの種類を使い分けしている焼肉・ホルモン店はあまり無いと思います。
【セントラルキッチン力×店舗力×人間力=総合力=強み】なのです。
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